[Waiting for the Robert E. Lee]Waiting for the Robert E. Lee これはラグタイムのスタンダードといった曲で、L・ウルフ・ギルバート作詞、ルイス・フランク・ミュア作曲で1912年につくられた古典中の古典だ。作詞のギルバートが、ルイズィアナ州ベイトン・ルージュの川岸の突堤で黒人たちがミスィスィッピー川の汽船〝リー将軍号〞から積み荷を降ろしているのを見て、そのありさまを唄に書いた。
[Peanut Vendor, The]The Peanut Vendor キューバの曲で、英詩をつけて1931年にアメリカでヒットした、いわばラテン・ヒット曲の草分け的存在である。もともとハヴァナの若いピアニストのモイセ・スィモンが’26年(’28年という表記もあった)に書いた[El Manisero]という曲で、すでにキューバで有名になっていた。