[Four Brothers]Four Brothers これはウディ・ハーマン楽団のためにジミー・ジュフリィが’49年に作編曲したインストゥルメンタルで、そのサックス・セクション四人を当時〝Four Brothers〞と呼んだことから、この曲名がつけられた。
[Night in Tunisia, A]A Night in Tunisia 言わずと知れたディズィ・ガレスピの曲で、ピアニストのフランク・パパレリとの共作になっている。バップ・テューンの代表的なもので、ガレスピがアフロ・キューバン・リズムに傾倒し始めていたときの作品だ。
[No More Blues (Chega de Saudade)]No More Blues (Chega de Saudade) ヴィニシウス・ジ・モライスとアントニオ・カルロス・ジョビンのコンビが’58年に書いた曲で、有名になってきたのはずっとあとだが’63年に同じ二人によって書かれた[Garota de Ipanema イパネマの娘]などよりも五年も前に書かれている。
[Moanin’]Moanin’ アート・ブレイキィとジャズ・メッセンジャーズの空前絶後の大ヒットで、’60年ごろのジャズ愛好家にとっては麻疹みたいに一度はかからなくてはならない熱病のようなものだった。空前絶後の大ヒットとは大袈裟かもしれないが、この頃のジャズファンにとってはそんなふうに思えた聴こえたそんな曲である。
[Desafinado]Desafinado (Off Key/Slightly Out of Tune) アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノヴァ曲のなかでも、最も早くわれわれの耳に入ってきたもので、私が初めてこの曲を聴いたのは、ディズィ・ガレスピの率いるオーケストラのものだった。1960年頃だったろうか、まだボサノヴァのレコードがあまり入ってきていないし、日本盤も出されていない頃だから、これは私にはボサノヴァの最初の曲という印象がある。