[It’s Always You]It’s Always You 作詞のジョニー・バークと作曲のジミー・ヴァン・ヒューゼンが1941年に書いた曲である。二人はパラマウントと契約してビング・クロズビィの映画に音楽を提供するために西部へ行き、これはその最初の曲となった。
[Here’s That Rainy Day]Here’s That Rainy Day これはジョニー・バークとジミー・ヴァン・ヒューゼンが組んだ曲としては最後の作品で、1953年のミュージカル【Carnival in Flanders】に使用挿入された曲だ。
[What’s New?]What’s New? ビング・クロズビィの弟のボブ・クロズビィ率いる《Bob Cats ボブ・キャッツ》というバンドで長年ベースを弾いていたボブ・ハガートの書いた曲で、あとからバークが歌詞をつけたものである。ハガートはクロズビィのバンドに最後までいて、多くの曲ならびに編曲を提供している。
[Polka Dots and Moonbeams]Polka Dots and Moonbeams これはバークとヴァン・ヒューゼンが、映画や舞台には関係なく書いた曲で、トミー・ドースィ Tommy Dorsey 楽団が、歌はフランク・スィナトラ Frank Sinatra で吹き込んだ1940年のレコードがヒットした。この頃二人はビング・クロズビーとその映画のために書いていて、非常に成功していたので、なんと〝Gold Dust Twins 金粉の双子〞という俗称をもらっていた。それがこの曲と前年の[Imagination]のみ、クロズビーとも映画とも関係なく、トミー・ドースィ楽団のために書いたものだった。
[Pennies from Heaven]Pennies from Heaven ジョニー・バークとアーサー・ジョンストンが1936年の映画『Pennies from Heaven』に書いた曲で、ビング・クロズビーによって歌われ、彼らが提供した全7曲のうちでは主題歌のこれが大きくヒットした。以来ヴォーカル・スタンダードとして多くの人に歌われてきている。
[Like Someone in Love]Like Someone in Love ランドルフ・スコット Randolph Scott、ジプスィ・ロウズ・リー Gypsy Rose Lee 主演の1944年の映画『Belle of the Yukon ユーコンの美女』に挿入された曲で、ヴァン・ヒューゼンとバークのコンビが作っている。映画ではダイナ・ショア Dinah Shore がこの曲と[Sleighride in July 7月の橇滑り]とを歌い、後者の方がヒットしたが、同時期にビング・クロズビィもこの二曲をレコードにしていて、それはチャートでは15位まで昇っている。
[Misty]Misty ジャズ・ピアニストのエロール・ガーナーが’54年に作ってレコードにした曲で、翌年ジョニー・バークが詩をつけてできあがった。ガーナーのレコードは Contrasts というタイトルの盤で、Em Arcy から’54年に出されている。当時彼のマネジャーをやっていたマーサ・グレイザー Martha Glaser が録音した曲の編集をしていて、ガーナーのロマンティックなバラードを綴る面とハードにスウィンギィにドライヴする面と二つが対照的で、それでこのアルバムに「コントラスト Contrasts」というタイトルをつけた。
[But Beautiful]But Beautiful これは’48年のボブ・ホウプ Bob Hope とドロスィ・ラムア Dorothy Lamour 主演の映画『Road to Rio』に挿入され、なかでビング・クロズビーが歌った曲で、映画の邦題は『南米珍道中』となっていた。この『Road to…』というロードものが当時はやり、Road to スィンガポール、ザンズィバル、モロッコ、ユートピアとつづいて五作目がこの『リオへの道』で、このあともバリ、ホンコンとつづいたが、『リオへの道』が一番よく当たって、’48年の観客動員数のトップにランクされている。がこの曲[But Beautiful]のほうはアカデミー主題歌賞の候補にもノミネートされていない。
[It Could Happen to You]It Could Happen to You これはバークが作詞し、ヴァン・ヒューゼンが作曲して、’44年の映画『And the Angels Sing』(Paramount)に使われた曲である(紛らわしいがこの映画は曲[And the Angels Sing]とは関係がない)。
[Imagination]Imagination これはジョニー・バーク作詞、ジミー・ヴァン・ヒューゼン作曲の’40年の曲で、映画、ミュージカルとは関係がない。最初に録音したのはフレッド・ウェアリングとペンスィルヴァニアンズ Fred Waring’s Pennsylvanians だが、グレン・ミラーのレコードでヒットした。