[Lullaby of the Leaves]Lullaby of the Leaves ジョウ・ヤングが作詞し、バーニス・ペトキアが作曲した’32年の曲で、ミュージカル、映画とは関係ないようだ。ペトキアの曲は[Close Your Eyes]とともにあまり資料らしきものがないので、判らないことが多い。
[Dinah]Dinah サム・M・ルイスとジョウ・ヤングが作詞し、ハリー・アクストが作曲した曲で、’24年の夏にニューヨークのナイト・クラブ Plantations Club のレヴューでエセル・ウォーターズが歌った。
[Rock-a-Bye Your Baby with a Dixie Melody]Rock-a-Bye Your Baby with a Dixie Melody これはサム・Mルイスとジョウ・ヤングが作詞し、ジーン・シュウォーツが曲を書いて、1918年にアル・ジョルソンのワンマン・ショウ【Sinbad】に使われた曲である。これをジョルソンが歌い、当然のようにショウ・ストッパー(ショウを止めてしまう)の曲になった。
[You’re My Everything]You’re My Everything モート・ディクソンとジョウ・ヤング作詞、ハリー・ウォーレン作曲で、’31年のミュージカル【The Laugh Parade】 に使われた曲で、なかでジーン・オーバート Jeanne Aubert とローレンス・グレイ Lawrence Gray が歌った。
[I’m Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter]I’m Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter ジョウ・ヤング、フレッド・E・アーラートの’35年の作品で、最初はファッツ・ワーラーのレコードがベスト・セラーになった。それから’56年にビリー・ウィリアムズ Billy Williams 歌、ジャック・プレイス Jack Pleis 指揮のオーケストラで録音したMGM盤が二百万枚売って、翌年ビルボードで3位と大きくリヴァイヴァルしている。
[Hundred Years from Today, A]A Hundred Years from Today これはジョウゼフ・ヤングとネッド・ワシントンが作詞し、ヴィクター・ヤングが作曲した曲で、キャスリン・ペリー Kathryn Perry 主演の’33年のルー・レズリィのレヴュー【Blackbirds of 1933-34】に使われた。
[Five Foot Two, Eyes of Blue]Five Foot Two, Eyes of Blue これはヘンダーソンの初期の成功作の一つで、サム・M・ルイスとジョウ・ヤングのコンビが歌詞をつけた1925年の曲だ。ヘンダーソンは’23年の[That Old Gang of Mine]が大ヒットしてからヒット曲を量産していくが、スタンダード曲としてはこの曲と’26年の[Bye Bye Blackbird]がとくに有名になった。