[Prelude to a Kiss]Prelude to a Kiss デューク・エリントンの曲のなかでもとくに粋なものとして知られている曲で、アーヴィング・ゴードンとアーヴィング・ミルズの二人との共作になる’38年の作品だ。
[Solitude]Solitude エディ・デランジ作詞、デューク・エリントン作曲の’34年の作品で、例によってアーヴィング・ミルズがクレディットに入っている。’33年にインストゥルメンタルとしてエリントン楽団が吹き込んだのが最初のレコードだが、’34年に歌詞がついてヒットし、ASCAPの年間最優秀曲として2500ドルの賞金をもらっている。
[Minnie the Moocher]Minnie the Moocher キャブ・キャロウェイとアーヴィング・ミルズがつくった曲で、あとでクラレンス・ギャスキルが手を加えたようだ。’31年のコットン・クラブのショウでキャロウェイが歌って大ヒットとなった。
[It Don’t Mean a Thing (If It Ain’t Got That Swing)]It Don’t Mean a Thing (If It Ain’t Got That Swing) エリントンが作曲し彼のエージェントのミルズが作詞した曲で、’32年の作品だ。彼の多くの作品と同様に、この曲も元もとはインストゥルメンタルとしてつくられたが、歌詞がつけられてヒット・ソングとなった。
[I Let a Song Go Out of My Heart]I Let a Song Go Out of My Heart ’38年にエリントンが書き、ミルズ、ニーモ、レドモンドの三人が歌詞をつけたもので、エリントンの曲としては初めてヒット・パレイドに登場し、’39年5月には一位に登った。
[Moonglow]Moonglow これは’34年にデランジ、ミルズが作詞し、ウィル・ハドソンが作曲したもので、ハドソンとデランジのオーケストラが録音したレコードが最初だった。が’56年の映画『Picnic』(Columbia)に使われて大きくリヴァイヴァル・ヒットし、モリス・ストロフ Morris Stoloff のオーケストラのものとジョージ・ケイツ George Cates のオーケストラのものが売れた。
[Mood Indigo]Mood Indigo エリントンの作曲でアーヴィング・ミルズ、バーニィ・ビガードが作詞した’31年の曲で、もとは’30年にエリントンがつくったインストゥルメンタル[Dreamy Blues]という曲だが、作詞された時点で[Mood Indigo]と改名された。
[Caravan]Caravan エリントン・バンドでヴァルヴ・トロンボーンを担当していたファン・ティゾルの作品で[Perdido]とともにジャズ・ファンには名高い。ティゾルはプエルト・リコのサン・ファンで1900年1月に生まれている。
[Sophisticated Lady]Sophisticated Lady この曲は’33年に楽譜が出版されたエリントンのインストゥルメンタルで、彼が通った学校の女教師を描写して書かれたといわれる。そしてミッチェル・パリッシュの歌詞がつけられたが、それはエリントンがこの曲に描いていた考えとはあまり合致していないらしい。
[In a Sentimental Mood]In a Sentimental Mood デューク・エリントンの有名な曲で、ジャズファンで知らない人は少ないだろう。1935年につくられたインストゥルメンタルで、歌詞はあとからつけられ、そのときはエリントン自身が作詞曲両方やったことになっている。作詞はエリントン自身ではないと思うが、とにかく両方彼の名が入っている。