Irving Berlin」カテゴリーアーカイブ

[It Only Happens When I Dance with You]It Only Happens When I Dance with You

アーヴィング・バーリンが1948年の映画『Easter Parade』(MGM)に書いた曲だ。そのなかでは冒頭でフレッド・アステアがアン・ミラーに向けて歌い、そのあとくり返しバックで流され、さらに中ほどでジュディ・ガーランドが今度はアステアに向けて歌い、終りのほうでまたミラーとアステアが踊った。

[Isn’t This a Lovely Day (to Be Caught in the Rain?)]Isn’t This a Lovely Day (to Be Caught in the Rain?)

アーヴィング・バーリンが1935年のアステア/ロジャーズのRKO映画『Top Hat』に書いた曲である。映画では、ロジャーズが乗馬を楽しんでいるところで突然暴風雨に襲われ、彼女が公演の屋根だけしかない休憩所のようなところに逃げこんで休んでいると、そこへアステアが現れる。

[How Deep Is the Ocean (How High Is the Sky)]How Deep Is the Ocean (How High Is the Sky)

アーヴィング・バーリンのミュージカルや映画に書いた数多くの曲と違って、それらに関係のない単独のヒットとなった1932年の曲だ。ただしそのもとは彼が1930年のアル・ジョルソン主演の映画『Mammy』(Warner)に書いた[To My Mammy]という曲だった。

[Easter Parade]Easter Parade

1933年にアーヴィング・バーリンが書いた曲で、同年のミュージカル【As Thousands Cheer】に使われ、クリフトン・ウェブとマリリン・ミラーによって歌われた。がこのメロディは、最初は彼が1917年に[Smile and Show Your Dimple]という曲名で書いたものだった。

[Change Partners]Change Partners

アーヴィング・バーリンが1938年のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズ主演のRKO映画『Carefree』のために書いた曲である。彼はその前年の’37年(バーグリーン書には’38年とあるがたぶん誤りだろう)の1月に、奥さんと転調できるピアノを車の後ろに牽引して、避寒地のアリゾナ州フェニックスにでかけていった。