[It’s a Lovely Day Today]It’s a Lovely Day Today アーヴィング・バーリンが1950年のエセル・マーマン主演のミュージカル【Call Me Madame】に書いた曲で、そのなかではギャリーナ・タルヴァ Galina Talva とラッセル・ナイプ Russell Nype によって歌われた。
[It Only Happens When I Dance with You]It Only Happens When I Dance with You アーヴィング・バーリンが1948年の映画『Easter Parade』(MGM)に書いた曲だ。そのなかでは冒頭でフレッド・アステアがアン・ミラーに向けて歌い、そのあとくり返しバックで流され、さらに中ほどでジュディ・ガーランドが今度はアステアに向けて歌い、終りのほうでまたミラーとアステアが踊った。
[Isn’t This a Lovely Day (to Be Caught in the Rain?)]Isn’t This a Lovely Day (to Be Caught in the Rain?) アーヴィング・バーリンが1935年のアステア/ロジャーズのRKO映画『Top Hat』に書いた曲である。映画では、ロジャーズが乗馬を楽しんでいるところで突然暴風雨に襲われ、彼女が公演の屋根だけしかない休憩所のようなところに逃げこんで休んでいると、そこへアステアが現れる。
[I Used to Be Color Blind]I Used to Be Color Blind アーヴィング・バーリンが1938年のアステアとロジャーズ主演のRKO映画『Carefree』に書いた曲の一つである。物語りはアステアが精神分析医でロジャーズが患者というかたちで進む。
[I Got the Sun in the Morning]I Got the Sun in the Morning アーヴィング・バーリンが1946年のミュージカル【Annie, Get Your Gun】に書いた曲で、そのなかではエセル・マーマンが歌った。またこのミュージカルは映画化され、そちらの『Annie, Get Your Gun』(MGM, 1950)ではベティ・ハットンが歌っている。
[How Deep Is the Ocean (How High Is the Sky)]How Deep Is the Ocean (How High Is the Sky) アーヴィング・バーリンのミュージカルや映画に書いた数多くの曲と違って、それらに関係のない単独のヒットとなった1932年の曲だ。ただしそのもとは彼が1930年のアル・ジョルソン主演の映画『Mammy』(Warner)に書いた[To My Mammy]という曲だった。
[Heat Wave]Heat Wave アーヴィング・バーリンが1933年のミュージカル【As Thousands Cheer】に書いた曲で、そこではエセル・ウォーターズが歌った。このショウは事実上レヴューで、まるで新聞やテレビのニュース欄でも見るように事件や記事を歌や踊りをまじえ風刺をきかせて見せていった。
[Easter Parade]Easter Parade 1933年にアーヴィング・バーリンが書いた曲で、同年のミュージカル【As Thousands Cheer】に使われ、クリフトン・ウェブとマリリン・ミラーによって歌われた。がこのメロディは、最初は彼が1917年に[Smile and Show Your Dimple]という曲名で書いたものだった。
[Cheek to Cheek]Cheek to Cheek アーヴィング・バーリンが1935年のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズ主演のRKO映画『Top Hat』に書いた曲で、そのなかではアステアが歌い、また二人が踊った。
[Change Partners]Change Partners アーヴィング・バーリンが1938年のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズ主演のRKO映画『Carefree』のために書いた曲である。彼はその前年の’37年(バーグリーン書には’38年とあるがたぶん誤りだろう)の1月に、奥さんと転調できるピアノを車の後ろに牽引して、避寒地のアリゾナ州フェニックスにでかけていった。