[Play a Simple Melody]Play a Simple Melody アーヴィング・バーリンが1914年に初めてショウのスコアを書いたときの作品で、ヴァーノンとアイリーン・キャッスル夫妻主演のレヴュー【Watch Your Step】のなかの一曲だった。
[Oh, How I Hate to Get Up in the Morning]Oh, How I Hate to Get Up in the Morning 1918年にアーヴィング・バーリンが軍隊に入り、いわばその第一声としてつくった曲で、それは曲名の意味からも察せられるだろう。
[Marie]Marie 1928年にアーヴィング・バーリンが映画『The Awakening』(United Artists)に書いたもので、そのなかではヴィルマ・バンキィ Vilma Banky が歌った。彼女の最初のトーキーであり、バーリンが映画に書いた最初の曲でもあった。
[Let Yourself Go]Let Yourself Go 1936年のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズ主演のRKO映画『Follow the Fleet』にアーヴィング・バーリンが書いた曲で、そのなかではロジャーズが歌い、また踊りにも背景にも何度か使われた。
[Let’s Face the Music and Dance]Let’s Face the Music and Dance 1936年のアステアとロジャーズ主演のRKO映画『Follow the Fleet』にアーヴィング・バーリンが書いた曲である。それまでにアステア/ロジャーズのミュージカル映画は三本あって、すべて過去のどこか見知らぬ場所という設定になっていたが、この映画ははじめて〝現在〞に設定されていた。
[Let Me Sing and I’m Happy]Let Me Sing and I’m Happy アーヴィング・バーリンが1928年に書いた曲で、’30年のアル・ジョルソン主演の映画『Mammy』(Warner)に挿入使用された。この映画は《Mr. Bones》という戯曲をもとに脚本化したものだったが、同時にバーリン自身が物語りの骨子を考えたものでもあった。
[It’s a Lovely Day Today]It’s a Lovely Day Today アーヴィング・バーリンが1950年のエセル・マーマン主演のミュージカル【Call Me Madame】に書いた曲で、そのなかではギャリーナ・タルヴァ Galina Talva とラッセル・ナイプ Russell Nype によって歌われた。
[It Only Happens When I Dance with You]It Only Happens When I Dance with You アーヴィング・バーリンが1948年の映画『Easter Parade』(MGM)に書いた曲だ。そのなかでは冒頭でフレッド・アステアがアン・ミラーに向けて歌い、そのあとくり返しバックで流され、さらに中ほどでジュディ・ガーランドが今度はアステアに向けて歌い、終りのほうでまたミラーとアステアが踊った。
[Isn’t This a Lovely Day (to Be Caught in the Rain?)]Isn’t This a Lovely Day (to Be Caught in the Rain?) アーヴィング・バーリンが1935年のアステア/ロジャーズのRKO映画『Top Hat』に書いた曲である。映画では、ロジャーズが乗馬を楽しんでいるところで突然暴風雨に襲われ、彼女が公演の屋根だけしかない休憩所のようなところに逃げこんで休んでいると、そこへアステアが現れる。
[I’ve Got My Love to Keep Me Warm]I’ve Got My Love to Keep Me Warm アーヴィング・バーリンが1937年の映画『On the Avenue』(20th Century-Fox)に書いた曲で、そのなかではディック・パウエルとアリス・フェイが歌った。