[Love Is Here to Stay]Love Is Here to Stay ガーシュウィン兄弟が’38年のアドルフ・メンジュウ Adolphe Menjou 主演の映画『The Goldwyn follies』(United Artists)のために書いた曲で、そのなかではケニー・ベイカーが歌った。
[Long Ago and Far Away]Long Ago and Far Away これはアイラ・ガーシュウィン作詞、ジェロウム・カーン作曲で1944年のミュージカル映画『Cover Girl』(Columbia)に使われた曲だ。映画にはリタ・ヘイワースとジーン・ケリーが出演し、ケリーがこの曲を歌った。
[It Ain’t Necessarily So]It Ain’t Necessarily So これはガーシュウィン兄弟が1935年に書いたフォーク・オペラ【Porgy and Bess】のなかの曲である。このオペラはデュボウス・ヘイワードの’25年の小説《Porgy》を彼自身が脚本化し、それに彼とアイラが作詞を担当し、ジョージが作曲するというかたちでつくられていった。
[For You, for Me, Forevermore]For You, for Me, Forevermore これはアイラとジョージのガーシュウィン兄弟が書いた曲で、1947年のミュージカル映画『The Shocking Miss Pilgrim』(20th Century-Fox)に使われた。そのなかではディック・ヘイムズとベティ・グレイブルが歌った。
[Man I Love, The]The Man I Love この曲はジョージとアイラのガーシュウィン兄弟が’24年のミュージカル【Lady, Be Good!】に書いたもので、なかではフレッド・アステアの姉アデール・アステア Adele Astaire がオウプニングで歌うことになっていた。
[Liza]Liza ガス・カーンとガーシュウィン兄弟がフローレンズ・ズィーグフェルド制作の’29年のミュージカル【Show Girl】に書いた曲で、舞台では当時名前が売れつつあったデューク・エリントン楽団が伴奏し、ニック・ルーカス Nick Lucas がこれを歌いルビィ・キーラー Ruby Keeler が踊った。
[Foggy Day, A]A Foggy Day ガーシュウィン兄弟が’37年のフレッド・アステア主演のミュージカル映画『A Damsel in Distress』に書いた曲で、今ではスタンダード曲として大変有名である。
[Embraceable You]Embraceable You ガーシュウィン兄弟による1930年のミュージカル【Girl Crazy】に挿入され、舞台ではジンジャー・ロジャーズ扮するモリィ・グレイが歌った。
[Man That Got Away, The]The Man That Got Away ハロルド・アーレンが書いて、アイラ・ガーシュウィンが歌詞をつけ、1953年の映画『A Star Is Born』に使われた曲である。そのなかではジュディ・ガーランドが歌い、以後彼女の得意のナンバーになった曲だ。
[Summertime]Summertime ジョージ・ガーシュウィンが1935年に書いたフォーク・オペラ【Porgy and Bess ポーギィとベス】のなかの曲で、作詞はデュボウス・ヘイワードによっている。【ポーギィとベス】は、デュボウス・ヘイワードの書いた’25年の小説《ボーギィ》基に、ヘイワードが台本を書き、作詞はヘイワードとアイラ・ガーシュウィンが分担して当たった。