[They All Laughed]They All Laughed ガーシュウィン兄弟が書いてRKOのミュージカル映画『Shall We Dance? 踊らん哉』のなかに使われた曲で、1937年の作品である。ジンジャー・ロジャーズとフレッド・アステアの歌と踊りの場面でこの曲が登場し、そこでは最初にロジャーズがヴァースとコーラス1を歌い、つぎに二人がこの曲で踊った。
[Love Walked In]Love Walked In ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟が書き、’38年のミュージカル映画『Goldwyn Follies』(United Artists)に使われた曲だ。そのなかではケニー・ベイカーが歌った。
[’S Wonderful]’S Wonderful ガーシュウィン兄弟の作で’27年のミュージカル【Funny Face】に挿入使用された曲である。そのなかではアレン・カーンズ Allen Kearns とアデール・アステアによって歌われた。
[Nice Work If You Can Get It]Nice Work If You Can Get It ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟の作で、’37年のRKO映画『A Damsel in Distress』に挿入使用された。この映画はフレッド・アステア主演で、ジンジャー・ロジャーズがミュージカルつづきで休息を申し入れたために、代りにジョウン・ファウンテンが相手役をつとめた。
[I Can’t Get Started]I Can’t Get Started ヴァーノン・デュークの’35年の曲でアイラ・ガーシュウィンが作詞し、’36年のレヴュー【Ziegfeld Follies of 1936】に挿入使用された。そのなかではボブ・ホウプとイヴ・アーデン Eve Arden がこの曲を歌った。
[I Got Rhythm]I Got Rhythm ジョージ、アイラのガーシュウィン兄弟の作で、’30年のミュージカル【Girl Crazy】に挿入使用された曲だ。このミュージカルはプロデューサーがアレックス・アーロンズとヴィントン・フリードリィで、スコアがガーシュウィン兄弟で、この組み合わせでは最後の作品となった。
[Fascinating Rhythm]Fascinating Rhythm ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟の作で、’24年のミュージカル【Lady Be Good】に挿入された。そのなかではウクレレ・アイクことクリフ・エドワーズとともにフレッドとアデールのアステア姉弟がこれを歌った。
[Someone to Watch over Me]Someone to Watch over Me ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟の作品で、’26年のミュージカル【Oh, Kay】に使われた曲だ。そのなかではアメリカのミュージカル初出演となった英国のミュージカル女優ガートルード・ローレンスが歌った。
[I Loves You, Porgy]I Loves You, Porgy ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟とデュボウス・ヘイワードがつくったフォーク・オペラ【Porgy and Bess】のなかの曲で、’35年の作品だ。なかではオーディションで選ばれた無名のトッド・ダンカン Todd Duncan、アン・ブラウン Anne Brown らがこれを歌った。
[Who Cares?]Who Cares? ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟が’31年のミュージカル【Of Thee I Sing】に書いた曲で、そのなかではウィリアム・ギャクストンとロイス・モラン Lois Moran が歌った。