[You Go to My Head]You Go to My Head これはガレスピとクーツが書いて’38年に出版された曲で、映画、ミュージカルとは関係がない。実際にはその二年前に書きあげていたのだが、どこの楽譜出版社にも断られ、[Till We Meet Again]を出した会社レミックがとうとうこれを引き受けて出版した。
[Beautiful Love]Beautiful Love ヤング、キング、ヴァン・アルスタインの三人の作った曲にガレスピが作詞しているが、つくった当初はあまり知られず、’31年の映画『Sing a Jingle』にトム・アデアとマット・デニスのつくった[The Night We Called It a Day]などと入れられ、徐徐に有名になってきた曲である。
[Santa Claus Is Comin’ to Town]Santa Claus Is Comin’ to Town これはヘイヴン・ギレスピ、J・フレッド・クーツの二人が1934年に書いた曲で、今や日本でも知らない人がいないくらいに有名になった。’34年9月下旬の雨の日にギレスピはニューヨークの Leo Feist 楽譜出版社のエドガー・ビトナーに呼び出されて、子供向けのクリスマス曲の依頼を受けた。