Frank Loesser」カテゴリーアーカイブ

[Luck, Be a Lady]Luck, Be a Lady

フランク・レッサーが’50年のミュージカル【Guys and Dolls】に書いた曲で、そのなかではロバート・アルダが歌った。このミュージカルはプロデューサーのサイ・フォイアー Cy Feuer とアーネスト・マーティン Ernest Martin が、【South Pacific】の成功に刺激されて、デイモン・ラニアン Damon Runyon (1884-’46)の短編小説《The Idyll of Miss Sarah Brown》をミュージカル化しようとしたものだった。

[I Hear Music]I Hear Music

共作となっているが、レッサー作詞、レイン作曲で、’40年のミュージカル映画『Dancing on a Dime』(Paramount)に使用された曲だ。この映画にはグレイス・マクドナルドが出演し、この曲はロバート・ペイジ Robert Paige、ピーター・ヘイズ Peter Hayes、フランク・ジェンクス Frank Jenks によって歌われた。

[Baby, It’s Cold Outside]Baby, It’s Cold Outside

フランク・レッサーが’48年に書き、’49年の映画『Neptune’s Daughter』(MGM)に使われた。この映画はエスター・ウィリアムズ主演のコメディで、リカルド・モンタルバン Ricardo Montalban、レッド・スケルトン、ベティ・ギャレットらが出演し、なかではウィリアムズとモンタルバンがこの曲を歌い、そのコメディ版をスケルトンとギャレットが歌った。

[Spring Will Be a Little Late This Year]Spring Will Be a Little Late This Year

詞、曲ともフランク・レッサーが書いた曲で、’44年の映画『Christmas Holiday』(Universal)に挿入使用された。この映画はサマーセット・モーム原作で、ディアナ・ダービン Deanna Durbin、ジーン・ケリーらが主演し、ミュージカル映画ではなかったがダービンがこの曲を歌った。

[If I Were a Bell]If I Were a Bell

フランク・レッサーが’50年のミュージカル【Guys and Dolls】に曲と詩を書いたもので、オリジナル・キャストでは修道女セアラ役のイザベル・ビグリー Isabel Bigley が歌った。博打打ちのスカイはロバート・アルダ Robert Alda が演じたが、彼はなんといっても’45年の映画『Rhapsody in Blue アメリカ交響楽』でジョージ・ガーシュウィンの役を演じたのが見事に当った。