[Old Devil Moon]Old Devil Moon E・Y・ハーバーグ作詞、バートン・レイン作曲で、1947年のミュージカル【Finian’s rainbow】に入れられた曲だ。そのなかではエラ・ロウガン Ella Logan とドナルド・リチャーズ Donald Richards が歌った。
[Over the Rainbow]Over the Rainbow ハーバーグとアーレンがミュージカル映画『The Wizard of Oz オズの魔法使い』(MGM, ’39)に書いた曲で、なかではジュディ・ガーランドが歌った。
[It’s Only a Paper Moon]It’s Only a Paper Moon ハロルド・アーレンが曲を書き、ハーバーグがビリー・ロウズと一緒に詩を書いたもので、最初は’32年の【The Great Magoo】という芝居に挿入使用された。
[What Is There to Say]What Is There to Say これはE・Y・ハーバーグとヴァーノン・デュークの[April in Paris]のコンビが’33年につくった曲で、ビリー・ロウズのミュージカルに使われる予定だったが、それは実現しなかった。
[Brother, Can You Spare a Dime?]Brother, Can You Spare a Dime? これはE・Y・ハーパーグ作詞、ジェイ・ゴーニィ作曲で1932年のレヴュー【Americana】に使われた曲である。そのなかではレックス・ウェバー Rex Weber と男性コーラスが歌った。
[April in Paris]April in Paris E・Y・ハーパーグとヴァーノン・デュークが’32年のレヴュー【Walk a Little Faster】に書いた曲で、なかではイーヴリン・ホイ Evelyn Hoey が歌った。
[Then I’ll Be Tired of You]Then I’ll Be Tired of You E・Y・ハーバーグ作詞、アーサー・シュウォーツ作曲の1934年の曲である。この曲はミュージカル、映画に関係なくつくられたようだ。ミュージカル用につくられ没になったとも考えられるが、いずれにしろ資料がほとんど見つからなかった。’34年9月の初めにフレディ・マーティン楽団のレコードがチャートの12位に入り、末にファッツ・ワーラーのレコードが9位に入ってヒットした。
[Last Night When We Were Young]Last Night When We Were Young E・Y・ハーバーグとハロルド・アーレンが、1935年の映画『Metropolitan』(20th Century-Fox)に主演したバリトン歌手のローレンス・ティベットのために書いた曲で、当然ティベットがそのなかで最初に歌った。