[Take the A Train]Take the A Train デューク・エリントン楽団のおはこで、ビリー・ストレイホーンの’41年の作品だ。ニューヨークの地下鉄の路線がそのまま題名になっていて、ジャズのスタンダード・ナンバーとしてはもっとも知名度の高い一曲である。
[Satin Doll]Satin Doll ピリー・ストレイホーンの書いたエリントン・バンドの有名なナンバーでご’58年にマーサーが作詞している。スウィンギィで親しみやすいメロディだからだろうか、ジャズ歌手にもジャズ・ファンにもとても人気がある曲で、日本でも大変よく知られた曲である。
[Lush Life]Lush Life デューク・エリントンのバンドの作編曲とピアノを担当していたビリー・ストレイホーンが’49年に出版した曲で、同年にナット・キング・コールが歌ってヒットし、また’63年にジョニー・ハートマンがコルトレインの伴奏で歌ってからさらに大きく注目を浴びるようになった。ストレイホーンは[Take the A Train]や[Chelsea Bridge]など傑作が多い。
[Day Dream]Day Dream これはビリー・ストレイホーン、ジョン・ラトゥーシェ、デューク・エリントン三者の’40年の作品である。がストレイホーンが作曲、ラトゥーシェが作詞し、エリントンは名前だけ入ったようだ。ただしラトゥーシェの名がクレディットから落ちている例もあった。
[Something to Live For]Something to Live For デューク・エリントンとビリー・ストレイホーンの1939年の作品で、共作ということになっている。彼らの作品はどちらが書いたか判らないものも多いが、この曲は80パーセントほどはストレイホーンによると考えていい。